戒厳令下フィリピンの現代アート回顧展

戒厳令下フィリピンの現代アート回顧展

MALUMBAY SI INA by Pablo Baens Santos

今年、2012年は、1972年の沖縄の「復帰」「施政権返還」から40年めにあたります。その同じ1972年、フィリピンはマルコス政権下での戒厳令体制が始まりました。同年9月21日、マルコス大統領は「布告第1081号」を発布し、フィリピン全土に戒厳令をしきました。この戒厳令の下、憲法が改定され、独裁体制への途が開かれることになります。 戒厳令から40年。70年代から80年代の民主化(EDZA革命)にいたる時期のフィリピン現代美術の回顧展が、先月よりマニラのフィリピン文化センターで開催されています。ReCollection 1081と名付けられた展覧会では、パブロ・サントス、レナート・ハブラン、「闘う神父」として知られたエディシオ・デ・ラ・トーレらをはじめ、独裁政権の圧政にあえぐフィリピン社会と人びとの姿を描いた作品が集められています。9月30日まで。